広島県スポーツ吹矢協会

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六段が語る「私とスポーツウエルネス吹矢」その2 2021年8月1日

宇吹 新次

師範・六段位・中国ブロック長

支部設立について
所属支部を3回変わり、4回目は自ら支部を設立した。
(呉市大和支部 ⇒ 呉753支部 ⇒ 呉焼山支部)
「自分の思うような支部運営をしたい」との思いが強くなり、居住地以外の地に支部を設立することにした。
 東広島の週刊発行新聞に初期投資と割り切って、2011年1月と2月に吹矢体験会の開催広告を入れ、体験会を4回実施した。2月に5 名の入会者を得ると即、支部設立申請書を提出した。支部名は設立月の弥生(3月)に因んで東広島やよい支部とした。
 支部設立認定の支部長面談は協会本部まで行った。東日本大震災の1週間後で飛行機の乗客は少なく、ガラガラだった。モノレール、山手線の車両や街中のビルは節電のため照明が落とされ、うす暗く、気持ちは暗く沈んでしまった。
 支部設立までいろいろあったがメンバーには恵まれた。この時の支部員の中に素晴らしい特技をお持ちの方々がいた。支部設立の1年後、東広島で大会(第1回中国四国ブロック大会)を開催するときに大活躍をしていただくことになる。

東広島やよい支部運営基本方針5か条を作成して運営
 1.生涯スポーツとして楽しむ
 2.基本動作を身に着ける
 3.昇級・昇段に挑戦する
 4.積極的に大会に参加する
 5.吹矢での交流を大切にする
以後10年間、ぶれることなく継続実施中である。

■第3回広島県大会(豊平どんぐり村)に参加

第3回広島県大会(豊平どんぐり村)に参加

 

吹矢練成会「虎の穴」
 2016年7月、「広島県の吹矢レベルをもっと高めたい!」
という思いが強く沸き上がり、県内の会員に声を掛けて吹矢練成会「虎の穴」を結成した。
【目的】
吹矢のスペシャリストを養成する
【目標】
 ⒈吹矢の基本動作を習得する
 ⒉正しい基本動作を身に付けたうえで、指導できるようになる
 ⒊正しい基本動作を身に付けたうえで、自身の得点力を高める
以上の目的、目標を設定して活動を開始した。

 吹矢練成会「虎の穴」から巣立ち、あるいは継続して練磨しているメンバーは県協会各所で活躍している。
 公認&上級指導員、公認審判員、県協会副会長、市会長、県組織部長、 県副教育部長、県審判部長・副部長、県競技部長、県障がい者SP部長、等多数輩出している。
 現在、広島県内に六段位者は5名(男性3名、女性2名)。うち4名は吹矢練成会「虎の穴」の在籍者で、他の1名はビジターとして「虎の穴」の修行経験者である。次の六段位試験には、「虎の穴」から4人が受験を目指して修行中である。
 夏期には2年前から島根県の女性が吹矢練成会「虎の穴」に修行に来られている。会員歴は3~4年程度だが、夏期は毎週往復6時間程度かけて中国山地を越えて修行に来られる(2019年11月1日付、私とスポーツ吹矢欄に、本人からの寄稿文掲載)。公認審判員、公認指導員資格を取得され、今後、上級公認指導員、障がい者SP指導員等を目指し、次の六段位試験も受験される。公認指導員として自支部のみならず他支部でも基本動作の指導、昇段級位試験も担当されている。今年度からは島根県協会の事務局長に就任され活躍されている。
 吹矢練成会「虎の穴」で修業した人達が各所で活躍してくれている。
とても嬉しく思う。今後もより一層錬磨して、充実した吹矢生活を楽しんでいただきたい。

 

吹矢の競技大会について
 私は吹矢を通じて全国に友人、知人、仲間がたくさん出来た。
その中のお一人、理事で四国ブロック長の岡林さんは大会運営の師匠と呼ばせていただいている。第1回の高知県大会(アンパンマン大会)に参加したときのことだ。吹矢の競技大会はこのように行うのか、ということを最初に学ばせていただいた。それを基に第2回の広島県大会から大会の運営にかかわってきた。
 第2回広島県大会後に行われた県協会の会議でのことである。県協会の複数の長老支部長から「入賞賞品を県外から参加の人に持っていかれるのはけしからん」、「次回から、県大会は県内会員のみで行うべきだ」と決められてしまった。
 なんと心の小さい、情けない、対抗できる力をつければいいじゃないか、と思ったが、逆らえる人がいなくて、第3回の県大会からは県内会員に限って開催されることになった。県内のみならず、他府県の方々と吹矢を通じて交流できることに喜びを感じていた。県大会では他府県の方々との交流は出来ないことになってしまった。
 だったら、自分で別の大会を開催して交流できる場をつくろうと思った。中国ブロック長の寺本さんと四国ブロック長の岡林さんに相談した。両ブロック長に賛同していただき、東広島で第1回の中国四国ブロック大会を開催させてもらうことになった。中四国県会長会議で中国四国ブロック大会を開催する旨の案内をした。
 その時も年長の方から何でお前のような若造が、と言わんばかりの雰囲気の発言があった(当時、私は50代だった)。広島県及び中四国の会議において、同じように先輩の方から反感を買ってしまった。
 その様な中、2012年3月に第1回の中国四国ブロック大会を東広島にて開催することになった。東広島やよい支部を設立してちょうど1年後のことであった。その時に大活躍してくれたのが入部1年のやよい支部員たちである。資金的に余裕のない中で的台、筒立てを手作りしてくれた人、集計用のソフトを手作りしてくれた人、立ち順表づくり、受付、司会進行、会場設営、片付け等々。14名の支部員はそれぞれの役割を担ってくれて開催することができた。
 その後、中国四国ブロック大会は中四国各県の持ち回りで開催されることになった。東広島では東広島オープン大会として続いている。広島県協会の会議で県内会員のみに限ることを主張された複数の方は中国四国ブロック大会、東広島大会ともに参加していただくことはなかった。

 

広島県の吹矢普及功労の先輩諸氏
⒈呉市大和支部 支部長の岡田さん
 広島県で最初に吹矢の活動拠点を作られ、県内各地で吹矢の普及に尽力いただいた。
 志半ばで病に倒れられてしまった。

⒉呉753支部 初代支部長の早川さん
 カルチャーの講師として吹矢の楽しさを教えていただいた方だ。
 呉市大和支部で活動後、呉753支部を設立され、呉焼山支部、酒都さいじょう支部、
 音戸清盛支部の設立にも尽力された。
 呉地域大会、北広島大会、県大会等の大会開催にも手腕を発揮された。
 岡田さんと同じく、志半ばで病に倒れられてしまった。

⒊理事で尾道支部長だった倉本さん
 県内各地のカルチャー教室の講師として活動された。
 現在、広島市内各地で活躍されている複数の支部長はカルチャー教室
 で倉本さんの指導を受けられた方々だ。
 倉本さんには会員増、支部設立等、県協会の初期~中期の発展にご尽力を頂いた。
 尾道支部設立10年を限りに明確な理由を告げることなく理事、
 支部長共に退任されてしまった。
 残された支部員の多くは支部を離れて個人会員となっている。
 同好会として活動している方もいるらしいと聞く。残念でならない。

 

第3回は9月1日更新予定

活動の記録

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